結論
- 本命:12番コスタノヴァ(昨年の覇者。調教動き良好、東京マイル適性高い)
- 対抗:14番ウィルソンテソーロ(充実の調整で引き続き好仕上がり)
- 単穴:5番シックスペンス(調教評価「S」で好調。短縮と芝スタートが追い風)
- 連下(ヒモ)①:6番ラムジェット(調教評価「A」。一転マイル替わりで好走期待)
- 連下(ヒモ)②:9番ダブルハートボンド(チャンピオンズC2着。牝馬で軽斤量、調教評価「S」)
- 連下(ヒモ)③:1番オメガギネス(調教評価「B」。前走G3勝利の実績あり。状態維持で穴勢力)
レースのポイント
- コース特徴/勝ちパターン:東京ダート1600mは左回りワンターンで直線501mの長い平坦コース。スタート後約150mが芝のため外枠は長く芝を走れるとされるが、近年は内・外の差はそこまで大きくないとの分析もある。全体的にスタートダッシュの速い先行馬が活躍しやすく、逃げ・先行が約60%近い勝率を占めるデータもある。例年ハイペースになりがちで、上がり勝負が厳しいため前で粘れる持久力がカギ。
- 馬場の影響:予報では22日(日)は関東も前線通過で強い南風(春一番)。晴れ間も多く強風による馬場乾燥が予想されるため、良馬場開催が濃厚。高速決着になりやすく、力ある先行馬にやや追い風となりそう。一方、強風は注意(黄砂など)。万一小雨でも降れば稍重に留まる程度と見られる。
- 展開のカギ:スタートから前半が速くなるコース特性。マイル替わりでダッシュ力も必要となるため、内で速い枠(1~4枠)の先行馬にもチャンスあり。今春の展望では逃げ馬候補にラムジェット(6)、コスタノヴァ(12)など、先行馬にオメガギネス(1)、シックスペンス(5)らが挙げられる。差し馬は直線も長いが、馬群密集する流れで追い込みは届きにくい。枠順では外め7-8枠がやや有利視されるものの、近年は好時計を内枠の先行馬が出す年もあり。展開は高速前傾が予想され、先行勢での勝負と見る。
展開予想(枠順×脚質)
- 想定隊列:逃げ候補にラムジェット(3枠6番)、コスタノヴァ(6枠12番)、シックスペンス(3枠5番)、ダブルハート(5枠9番)。先行にはオメガギネス(1枠1番)、ロードクロンヌ(5枠10番)、ナチュラルライズ(7枠13番)、サクラトゥジュール(4枠8番)など。中団にはウィルソンテソーロ(8枠14番)、ペプチドナイル(8枠15番)、ブライアンセンス(2枠3番)等、後方から差す組は少なめか。
- ペース想定:高速(Hペース)。向こう上面から下り坂に入るため速い流れ必至。展開的には前半1000mを58秒前後のハイペース予想。これまで東京マイルは上がり勝負になることも多く、逃げ・先行有利と見る。
- 有利不利枠:芝スタートの長所で外枠有利説もあるが、混戦なら内枠でも無理なく外に出せる。一応好枠は6-8枠とされるが、コスタノヴァは6枠12番でも得点、シックスペンスは内寄り3枠5番から好走可能。逆に極端な最内枠1番はオメガギネスが競馬しやすい。
各馬の評価
| 印 | 馬名(枠・馬番) | 脚質 | 近走要点 | コース適性 | 馬場適性 | 調教評価 | 不安材料 | 総合 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ◎ | コスタノヴァ(6枠12番) | 逃げ | 2023年優勝馬。前走長期休養明け快勝。連勝中で東京コース実績◎ | 東京マイル大得意 | 良馬場◎ | A | 新星血統でメジャーC遠征歴なし | A |
| ○ | ウィルソンテソーロ(7枠14番) | 差し | 前走チャンピオンズC2着。近走は芝ダ兼用馬だがダート専念3走目で調子↑ | 素質馬。マイル適性高い | 良馬場○ | A | 年長化によるスタミナ衰え懸念 | A |
| ▲ | シックスペンス(3枠5番) | 逃げ | 前走共同通信杯13着だが短距離重賞勝ち歴あり。トレセン合宿経由で仕上がり良好 | ダート替わり歓迎(父TwCandy) | 良馬場◎ | S | 折り合い難あり(前走失速) | A |
| △ | ラムジェット(3枠6番) | 逃げ | 前々走マイル3着→前走坂路消耗重め2着。1週前好タイム、コース替わりで上積み期待 | 東京マイル戦向き(左回り◎) | 良馬場○ | A | 芝コース経験少なく距離延長 | B |
| △ | ダブルハートボンド(5枠9番) | 逃げ | 前走チャンピオンズC2着、昨年暮れから調教絶好。牝馬軽斤量で粘り強い | 短縮・マイル経験なしも瞬発力高い | 良馬場○ | S | 重賞未勝利・力差不安 | B |
| △ | オメガギネス(1枠1番) | 先行 | 前走根岸S4着→武蔵野S7着後、リフレッシュ中。昨年末に東京1600L特勝歴あり | 東京コース巧者、安定感あり | 良馬場○ | B | 長期休養明け直後、重賞実績不足 | B |
| ハッピーマン(1枠2番) | 差し | 前走芝マイル8着、古馬OP級ダート未勝利。調整順調も器用さ不向き | マイル適性疑問 | 良馬場× | B | 馬格軽く揉まれ弱い | C | |
| ブライアンセンス(2枠3番) | 先行 | 前走京都1800GIIで4着、重賞勝ちは芝中距離のみ。調教平凡で上積み少ない | 東京ダートは未経験 | 良馬場○ | B | 芝専脚質疑問、コース延長 | C | |
| ペリエール(2枠4番) | 先行 | 前走札幌1800稍敗北。阪神1700良5着から東京実績乏しく人気薄 | 小回り向き、東京適性不明 | 良馬場○ | A | 長距離輸送で減量気味、東京初 | C | |
| ロングラン(4枠7番) | 差し | 前走ダート戦劇走。53kg軽量も芝実績主体でダートは未知数。コンスタント走る | 東京経由経験なし | 良馬場△ | B | 馬場替わり適性不安(芝出身) | C | |
| サクラトゥジュール(4枠8番) | 逃げ | 9歳叩き上げ馬。昨年末G3勝ち後、ダート転向初戦(芝OP→ダート平場)出遅れ6着 | ダート初戦で内容良化要す | 良馬場△ | B | 年齢による衰え(中間調教軽め) | C | |
| ロードクロンヌ(5枠10番) | 逃げ | 前走1000万下圧勝。重賞経験少ないが調教動き良好。中距離実績のみ | 短縮歓迎、東京コーナー平坦〇 | 良馬場△ | A | マイル持久力不足疑念 | C | |
| サンライズホーク(6枠11番) | 逃げ | 前走1600万下5着。短距離替わりマイナス、堅実力はあるがG1戦線には一歩劣る | 東京ダート未経験 | 良馬場△ | × | 調教不足(連闘) | C | |
| ナチュラルライズ(7枠13番) | 逃げ | 前走中京1700稍勝ち。坂良好、叩き2戦目で上積みある | ダート替わり歓迎、東京得意 | 良馬場○ | B | 出走間隔延び不明 | C | |
| ペプチドナイル(8枠15番) | 逃げ | 前走福島1150平5着。先行脚質だがG1水準には経験不足 | 東京マイル適性不明 | 良馬場△ | A | 中間調教良すぎも成績平凡 | C | |
| サイモンザナドゥ(8枠16番) | 差し | 前走1600万下8着。距離変更で一変期待、調教良化 | 東京コース実績なし | 良馬場△ | A | 力不足疑問、混戦で外枠不利 | C |
※本命(◎)~連下(△)に印を付記。総合はA評価:連対圏有力、B評価:好走可能、C評価:他馬上位。
◎ 本命:12番 コスタノヴァ
昨年のフェブラリーS覇者で実績、実績とも本物。入念に追い切られ「A評価」。東京マイルをベストとする陣営コメントもあり、初戦Vの流れに乗れば粘り込みも射程。栗東坂路で終い11秒台と仕上がりは優秀で、格上挑戦でも主導権を握れる能力あり。唯一の懸念は通用度だが、近走好調で対応可能と判断。東京ダートの大舞台で巻き返しが期待できる。
○ 対抗:14番 ウィルソンテソーロ
近走はチャンピオンズCで2着と底見せず。ここに向けて一貫した調教を消化し調子は維持されており、Spreadの追い切り診断でも「A評価」に値する仕上がり。右回りを主戦としてきた馬だが、師匠のコメントでは東京千六の舞台も問題なしとの声があり、左回りは未知数ながら長い直線が嵌りそう。牝馬で斤量56kgも利点。指数的にも走れる状態であり、展開面で追込馬不利な流れなら中団から上位浮上の可能性大。
▲ 単穴:5番 シックスペンス
国枝厩舎の5歳馬で昨年末に重賞勝利。追い切りは1週前に3F36.7秒、最終3F36.2秒と抜群のタイムをマークし「S評価」。前走は折り合いを欠いた敗戦も、今回は仕上がり良化で距離短縮が追い風。短期放牧明けから調子維持で、戸崎騎手も「順調」とコメント。東京ではマイル代替わり&芝スタートが追い風となる予想で、リラックスして運べば前進可能。爆発力を秘めており、波乱の立役者もあり得る。
△ 連下(ヒモ)3頭
- 6番 ラムジェット:昨年春にマイル重賞で善戦。1週前にも坂路12.4秒など安定感ある追い切り。持ち前の末脚を生かすにはマイルはベスト条件で、教えの通り初速重視の競馬なら上位争い可能。最内枠から積極騎乗が鍵。
- 9番 ダブルハートボンド:安定感抜群の牝馬で前走も強豪相手に好走。短縮&東京マイルは初めてだが、師は「短距離の方が合う」「東京も大丈夫」と太鼓判。軽斤量(56kg)でゴール前粘り腰を生かせば、3歳や4歳の快速勢に対抗できる。
- 1番 オメガギネス:前走東京1400GIIIを勝っており、前で競馬ができる点が魅力。師は「速い流れでも止まらなかった」と評価、長期休養明けも順調帰厩で万全。調教評価はBと平凡だが力は確かで、内枠を生かしてスムーズな競馬ができれば上位進出もある。
買い目
- 馬連:12-14 / 12-5 / 12-6
- ワイド:12-14 / 12-5 / 14-5
- 三連複(フォーメーション):12-(14,5)-(14,5,6,9,1)
※ ◎(本命)12番-○(対抗)14番を中心に、▲5番、△6・9・1番へ流す組み合わせ例。
参照情報(媒体名+更新日)
- データ分析「東京ダート1600mの特徴」2025/12/18
- コース傾向2026/02/19「東京ダート1600m」
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- 競馬専門誌系ブログ2026/02/19「追い切り評価」
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