ストーリー③妊娠6ヶ月での破水での入院から感動の出産

ストーリー

こんにちは、pkskです。ストーリー3回目は、23週での破水後緊急入院〜6週間の入院生活と出産までの生活を綴っていきます。

目次

緊急入院後初期の生活

破水で入院してしまったのは妊娠6ヶ月。今産まれてしまったら…と不安が次々と押し寄せてきました。

そんな中でも、双子たちはお腹の中で元気に動いてくれていたのが救いでした。

医師からも「お腹の子たちにはまだまだお腹の中にいてもらうから」と言われ、その言葉が本当に心強かったです。

とにかく食事、トイレ、シャワー以外は基本ベッド上で横になって過ごし、あとは双子に話しかけていました。

胎動がしっかり感じられているか、羊水の量や色はどうなのかなど気にしながら毎日を過ごしていきました。

よく周りからは入院生活はキツくないか、なにをしているのかと聞かれました。私の場合は、個室で過ごしていたため周りを気にすることなく過ごせました。

女性特約のついた医療保険に入っていたため個室代の費用はほぼ保険でまかなえていました。

また、日中は携帯で動画を見たりゲームをやりながら過ごしていました。双子が産まれたらこんなにゆっくり過ごすことはできないなと最後の1人時間を満喫していました。

なにより双子がお腹の中で元気に動いているのを感じられたからこそできた過ごし方だと思います。

妊娠8ヶ月 出産準備

無事に妊娠8ヶ月を迎えたころ、医師からステロイド投与についての話が出始めました。

これは早産になる可能性がある場合に使われるお薬です。母体にステロイドを投与することによって、肺の成熟、そして肺以外の各種臓器の細胞分化を刺激して成熟を促す効果があるとされています。

1週間以内に早産が予測されるタイミングで、24時間毎に計2回、筋肉内注射をするというものです。

入院してから約1ヶ月が過ぎ、張りも少しずつ増え、胎児心拍も少し下がることが増えてきました。いよいよ出産の時期を考えていかなければいけないなと感じるようになりました。

それでもやはりまだまだお腹の中にいてほしいという気持ちが強いのが本音でした。


医師ともそんな話をした数日後、胎児心拍のモニターをつけているときに、双子のうち1人の心拍が下がり元の数値まで戻ってくるまでに時間を要することがありました。

今回はしっかり戻ってきたけど、またいつこのようなことがあるかわからない。私の場合、私自身の身体のリスク、そしてMDツインであるため人手を要する。

そんなことを医師と話し、人手が確保できる日(6日後)に帝王切開をするということが決まりました。

その間に、ステロイドを投与をし、帝王切開にむけて準備を進めていくという流れになりました。ちなみに妊娠初期から内服していたバイアスピリンもこの時点で終了となりました。

このとき私は、ついに決まったかという思い、週数的にはまだまだ早いなという思い、でもまずは予定の日まで双子たちには耐えてほしいという思い、いろいろな感情が溢れかえっていました。

でもまずは双子が元気でいることが1番!無事に双子が産まれてくることを願ってこの6日間は過ごしていきました。

この6日間で予定していたステロイド投与も無事に行えました。筋肉注射も今まで受けてきた治療とかに比べたら痛みなんて全然。むしろ無事に打てたことにホッとしました。

出産当日

そして6日後、無事に帝王切開当日を迎えることができました。

朝から旦那さん、そして母親も来てくれ準備万端!手術室に入り、背中からの麻酔をし、いざ出産へ。

私の場合、バイアスピリンを帝王切開7日前まで内服していたため、硬膜外麻酔を使用できませんでした(帝王切開がもう1日あとだったら使えてたのに)。

そのため脊椎麻酔(腰椎麻酔)のみ!麻酔がスムーズに入り、さぁ麻酔の効き具合を冷たさで確認…冷たい。そして先生が皮膚をつまむ…痛い(´・_・`)

手術台を動かしたり、少し時間をおいてみたりしてまた効き具合を確認…冷たさは少しずつ分からなくなってきてはいるが…また先生が皮膚をつまむ…痛い(´・_・`)

結局、もう一度背中に針を刺して麻酔を追加しました(笑)麻酔を追加した効果もあり、効き具合を確認したときも冷たくない、痛くない(*゚▽゚)ノそんな感じで、手術の準備が進められていきました。

麻酔がしっかり効いてきたところで、いざ手術開始!機械の音や先生の声がする中、私は無事に産まれてきてくれることを願いながら、赤ちゃんが産まれるのをじっと待っていました。

そして、手術開始から7分で1人目が誕生、その1分後に2人目が誕生!泣き声も聞こえ、無事に産まれてきてくれたことが嬉しくて私は涙が止まりませんでした。

赤ちゃんが産まれたあとは、胎盤!…がここでなかなか胎盤が剥がれず、胎盤が出るのにも時間がかかりました。手術が進んでいく中、赤ちゃんがNICUへ行く前に私の近くまで来てくれました。頑張って産まれてきてくれてありがとうという思いを2人に伝えました。

その後無事に手術は終了!私は病室に戻り、NICUに行った赤ちゃんは旦那さんと母親が見に行き、動画を撮ってきてくれました。

体重は2人とも約1200g。小さいけど一生懸命呼吸をしようとしていてそれを見てまた感動🥹

体外受精からの双子妊娠、そして破水と妊娠中はいろいろなことがありましたが、無事に出産を終えることができました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました