結論
◎(本命)1枠1番 ジューンベロシティ
・障害重賞6勝+近走もJGI4着→JGII1着→JGIII2着で「格」が抜ける。
・枠順も1枠1番に確定、序盤の位置取りでロスを抑えやすい。
○(対抗)3枠3番 テイエムマジック
・小倉障3390のOPを勝って今回が同舞台の連戦、近2走1着で状態・リズムが良い。
・最終追い切り評価が高位(S)で、デキ面の裏付けを取りやすい。
▲(単穴)2枠2番 ローディアマント
・昨年の京都ジャンプS(J・GIII)勝ち=相手強化でも「連対圏」の根拠が立つ。
・小倉障3390でも2着歴があり、舞台替わりの不安が小さい。
△(連下)5枠7番 オールザワールド
・小倉障3390で2着、京都障3170でも2着で「先行して運ぶ型」が合う。
・ただし前走は障害戦で中止(競走中止)で、落馬・不利などのリスク評価は必要。
△(連下)7枠11番 トーアモルペウス
・直近の小倉障3390(1/24 OP)で3着、通過順も2-2-2-2と展開に乗れている。
・先行有利になりやすいコース形状の恩恵を受ける枠・脚質。
△(連下)6枠9番 エンデュミオン
・福島OPを勝っており、近走の地力は健在。小倉3390でも前走5着で大崩れしない。
・「勝ち切り」より連対・3着付け向きだが、紐の安定感はある。
レースのポイント(3つ)
小倉ジャンプSは**小倉競馬場(障害芝3390m)**で行われる障害重賞(J・GIII)。今回は13頭立てで、発走は13:35予定(小倉8R)。
ポイントは「序盤の隊列」「飛越のリズム」「最後の障害→直線」の3点。
第一に、3390mはスタートしてすぐに障害があり、最初のコーナーまでの距離が短いとされるため、位置取りで後手を踏むと挽回しづらい。
第二に、この舞台は障害が計11回で、たすきコースのバンケットも越える「難度の高い流れ」。リズムよく先行できる馬が主戦場になりやすい。
第三に、ダートを横切った先の最後の直線にも障害が置かれる構造で、抜け出しても一つの飛越ミスが致命傷になり得る(=総合力勝負)。
馬場面は、前日2/13正午時点で芝「良」、障害コース(芝)の草丈やクッション値(芝10.0)も公表されている。
天気予報(北九州)も2/14は「雲が増す」見込みで、雨要素が強くないため、基本は「良~稍重」をベースに組み立てたい。
枠の見方は二段階。過去10年データでは、8枠が連対率0.0%と振るわず、6枠・5枠が複勝率上位に並ぶ。
一方で、コース形状(最初のコーナーが近い)から「内枠先行が合う」という見立ても根強い。ここは主流見解=“極端な外は割引、前で運べる馬を重視”、**別見解=“6~7枠がむしろ強い年もあり、外目でも先行できればOK”**として整理したい。
展開予想(枠順×脚質)
想定隊列とペース(S/M/H)
このレースは「スタート直後の位置取り争いが勝負の一部」になりやすい。最初のコーナーが近く、かつ序盤に障害がある=外枠の差し・追い込みは“前に壁”ができるとリズムを崩しやすい。
ペースはM(ミドル)想定。理由は、逃げ候補が複数(⑤フェーングロッテン、⑥レッドファーロ、②ローディアマント、⑪トーアモルペウスなど)いる一方、障害戦らしく道中で一旦落ち着きやすいため。
想定隊列(番号=馬番)
- 逃げ候補:⑤、⑥
- 先行~好位:②、①、⑪、⑦、③、⑨
- 中団:④、⑧、⑫
- 後方:⑩、⑬(※近走の通過順から「後ろから」を想定)
上記は各馬の近走通過順(特に障害戦)と、先行力を重視する舞台特性からの想定。
有利不利枠(整理)
- 割引(強め):8枠(12・13番)…過去10年で連対率0.0%のデータがあり、“外そのもの”より“極端な外”を嫌いたい。
- 押さえやすい:2枠(2番)・5~6枠(6~9番)…過去データ上で複勝率が高いゾーンに寄る。
- 例外条件:能力上位の先行馬は枠不利を相殺し得る(障害重賞は人気馬が崩れにくい傾向も示される)。
全出走馬の脚質と近走(最低3走)
※近3走は、**スポーツナビ(馬データベース)**に記載の「出走レース」より抜粋要約。
| 馬番 | 馬名 | 脚質メモ | 近3走(内容要点) |
|---|---|---|---|
| 1 | ジューンベロシティ | 先行 | 25/12/27 中山障4100(JGI)4着(中団→4着)→25/10/19 東京障3110(JGII)1着(2番手)→25/09/20 阪神障3140(JGIII)2着(2番手) |
| 2 | ローディアマント | 逃げ~先行 | 25/11/08 京都障3170(JGIII)1着(2番手)→25/08/16 新潟障3250(JGIII)4着(好位)→25/05/10 新潟障2890(OP)2着(逃げ) |
| 3 | テイエムマジック | 好位~中団 | 26/01/24 小倉障3390(OP)1着(中団→伸び)→25/12/20 阪神障3110(OP)1着(後方寄り→差し)→25/10/11 京都障3170(OP)6着(好位) |
| 4 | ブラックボイス | 先行~中団 | 26/01/18 中山芝2200(平地)16着→25/07/12 福島芝2600(平地)11着→25/03/22 中山障3350(OP)9着(先行→失速) |
| 5 | フェーングロッテン | 逃げ~先行 | 26/01/10 京都障3170(OP)8着(2番手)→25/09/14 中山障2880(未勝利)1着→25/07/26 中京障3000(未勝利)5着 |
| 6 | レッドファーロ | 逃げ | 26/01/11 京都障2910(未勝利)1着(逃げ切り)→25/12/13 阪神障2970(未勝利)7着→25/11/30 京都障2910(未勝利)2着(逃げ) |
| 7 | オールザワールド | 先行 | 25/11/15 東京障3110(秋陽J)中止(4番手付近)→25/07/12 小倉障3390(ソレイユJ)2着→25/04/26 京都障3170(OP)2着 |
| 8 | サルサロッサ | 中団 | 26/01/31 小倉障2860(OP)6着→25/11/22 福島障3380(OP)11着→25/10/25 京都障3170(OP)5着 |
| 9 | エンデュミオン | 好位 | 26/01/24 小倉障3390(OP)5着(好位)→25/11/22 福島障3380(OP)1着→25/08/30 新潟障3250(OP)9着 |
| 10 | サンデイビス | 差し~好位 | 25/12/20 阪神芝2400(平地)7着→24/05/11 京都障3930(JGII)1着→24/03/16 中山障3350(ペガサスJ)3着 |
| 11 | トーアモルペウス | 先行 | 26/01/24 小倉障3390(OP)3着(2番手)→25/11/08 京都障3170(JGIII)5着→25/07/26 中京障3300(OP)5着 |
| 12 | ワールドスケール | 後方 | 26/01/05 中山障3200(中新J)8着→25/11/22 福島障3380(OP)3着(中団→浮上)→25/10/11 京都障3170(OP)5着 |
| 13 | トゥラッタッタ | 後方 | 26/01/31 小倉障2860(OP)4着→25/11/15 東京障3110(秋陽J)10着→25/09/20 阪神障3140(JGIII)7着 |
有力馬評価表(6〜10頭)
評価基準:総合A=連対軸級、B=相手本線、C=押さえまで。調教評価は複数情報を照合し、主に最終追い切り評価(S〜C)を採用。
※調教後馬体重・当日気配(パドック)は前日時点では不明(最新更新で要確認)。
| 馬名 | 枠・馬番 | 脚質 | 近走要点 | コース距離適性 | 馬場適性 | 調教評価 | 不安材料 | 総合 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ◎ジューンベロシティ | 1枠1番 | 先行 | JGII勝ち→JGIII2着→JGI4着で地力最上位 | 小倉3390で連対歴あり | 良ベース歓迎(前日“良”) | A | 61kg+人気のプレッシャー | A |
| ○テイエムマジック | 3枠3番 | 好位~中団 | 小倉3390(OP)勝ち→阪神OP勝ちで勢い | 同舞台連勝素材 | 良~稍重どちらも可(想定) | S | 相手強化(上級障害馬相手) | A |
| ▲ローディアマント | 2枠2番 | 逃げ~先行 | 京都JS(JGIII)勝ち | 小倉3390で2着歴 | 良向き想定 | B | 休み明け感(11月以来) | A |
| △オールザワールド | 5枠7番 | 先行 | 小倉3390で2着、京都3170でも2着 | 舞台適性は高い | 良想定でOK | A | 前走中止(リスク評価) | B |
| △トーアモルペウス | 7枠11番 | 先行 | 1/24小倉3390で3着(2-2-2-2) | 小倉3390で上位 | 良想定でOK | B | 勝ち切りより相手向き | B |
| △エンデュミオン | 6枠9番 | 好位 | OP勝ち歴あり、1/24小倉3390も5着 | 3390適性“通用” | 良想定でOK | A | 9歳+詰め甘い | B |
| (穴)レッドファーロ | 5枠6番 | 逃げ | 障害未勝利を勝ち上がった段階 | 3390は未知数 | 良想定で走れる可能性 | S | いきなりGIII(格・経験) | C |
| (押)サンデイビス | 7枠10番 | 差し~好位 | 24年のJGII勝ち馬(ただし間隔大) | 小倉3390勝ち歴あり | 良想定でOK | B | 障害復帰ローテが読みにくい | C |
※枠順・騎手・斤量(別定)は枠順確定情報に基づく。
※近走データは各馬の出走履歴より要約。
※調教評価(S〜C)は、最終追い切り評価のまとめを採用。
印ごとの深掘り
◎ 1枠1番 ジューンベロシティ(約520字)
障害重賞6勝の実績は今回のメンバーでも抜けており、直近も東京HJ(J・GII)を勝って中山大障害(J・GⅠ)4着と「大舞台で崩れにくい」点が最大の軸根拠。障害3390mはコース難度が高く、飛越安定+先行力が重要とされるが、同馬は通過順を見ても好位で運べるタイプで、序盤からレースを作れるのが強い。枠順も1枠1番に入り、最初のコーナーが近い舞台で無駄な外回しを避けられるのはプラス。調教面は最終評価Aで、少なくとも「デキ落ちで嫌う」材料は薄い。
不安材料は別定61kgと、人気を背負って飛越の一つのミスが致命傷になり得る点。ただし過去データでも1番人気の複勝率が高い傾向が示され、堅軸の王道はこの馬になる。
○ 3枠3番 テイエムマジック(約420字)
相手筆頭は「同舞台の勝ち上がり直後+追い切り上位」のテイエムマジック。1/24の小倉障3390(OP)を勝っており、今回は同じ小倉3390mで“成功体験の再現”が狙える。さらに阪神障3110(OP)も勝って近2走が1着。これは障害で重要な「飛越リズムが整っている」サインで、初心者~中級者が相手選びで最も信頼しやすい材料。最終追い切り評価もSで、状態を裏付ける情報が揃う。
不安材料は、相手が一気に強くなる点。ただし今回は枠も3枠3番で立ち回りが利きやすく、軸ジューンベロシティに“連対で相手本線”として据えやすい。
▲ 2枠2番 ローディアマント(約360字)
単穴はローディアマント。最大の根拠は、京都ジャンプS(J・GIII)を勝っていること=同じ重賞レベルで「勝ち切り経験」がある点。小倉障3390でも2着歴があり、コース替わりの不安が小さいのも強み。脚質も逃げ~先行で、序盤の位置取りが鍵になりやすい小倉3390mの構造に合う。
不安材料はローテで、実戦が11月以来となるため、当日の気配(テンション、飛越のスムーズさ)は最終判断ポイント。調教評価も最上位ではないため、過信は禁物。ただし枠は2枠2番で、先行できれば連対圏の絵が立つ。
△ 5枠7番 オールザワールド(約260字)
紐の一番手はオールザワールド。小倉3390で2着、京都3170でも2着と「先行して粘る」型がはっきりしており、舞台適性の裏付けがある。最終追い切り評価もAで、仕上がり自体は整っていると見たい。
不安は前走が中止だった点で、障害は精神面と飛越の再現性が重要。ニュースでは前走内容に言及があり、状態面は当日パドックの確認(落ち着き・脚運び)を前提に押さえる位置付け。
△ 7枠11番 トーアモルペウス(約230字)
トーアモルペウスは、1/24の小倉3390で3着かつ2-2-2-2の王道先行。今回も同舞台での再現性があり、展開利を取りやすい。
不安材料は“勝ち切り”の決め手で、重賞での押し上げがもう一段必要。それでも、先行勢が残る形なら3着以内に滑り込む余地は十分。
△ 6枠9番 エンデュミオン(約230字)
エンデュミオンは福島OP勝ちがあり、直近も小倉3390で5着と「掲示板水準」。調教評価もAで、状態面の後押しがある。
不安は9歳で上積みが読みづらい点と、詰めが甘く連対までの壁があること。買い目では“2~3列目”の扱いが最も噛み合う。
買い目(馬番)
前提:連対(1~2着)重視のため、軸は「1番固定」を基本線。
馬連(本線→押さえ)
- 1-3
- 1-2
- 1-7
ワイド(保険+納得感)
- 1-3
- 1-2
- 2-3(混戦になったときの“本線同士”)
三連複フォーメーション(点数を絞って回収狙い)
- 1 - 2,3 - 2,3,6,7,9,11
※「6(レッドファーロ)」は調教評価が高い一方で格上挑戦のため、三連複の3列目に限定して期待値を取りに行く。
参照情報(媒体名+更新日)
- JRA「馬場情報(小倉競馬場)」:2026/02/13公表
- ラジオNIKKEI「馬場情報(小倉競馬場)」:2026/02/13(正午現在)
- サンケイスポーツ(ウマニティ転載)「小倉ジャンプS 枠順確定」:2026/02/13 10:25
- ウマニティ(サンケイスポーツ)「ブリエヴェール出走取消・安楽死」:2026/02/13 09:39
- dmenuスポーツ「小倉8R 小倉ジャンプステークス 出馬表(枠順・騎手・斤量)」:参照日 2026/02/13
- 競馬ラボ「小倉ジャンプステークス 過去10年データ」:参照日 2026/02/13
- keiba-jiku2「小倉ジャンプS 追い切り評価(最終・1週前まとめ)」:最終更新の表記(2/12更新を含む)に基づき参照
- netkeiba「小倉障害3390mの舞台解説・先行力重要」:2025/02/15記事参照
- 北九州(現地)天気予報:参照日 2026/02/13
- スポニチアネックス「小倉競馬場・馬場情報」:2026/02/07 05:30(背景理解用)


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