結論(本命~連下)
- 本命:7枠11番 シャイニングソード(良血・長距離実績優秀。連勝中で2400m適性高く、距離延長・展開向く)
- 対抗:2枠2番 サトノグランツ(G2好走歴あり。重ハンデ58.5㎏は不安も、2400m実績と末脚堅実で連対期待)
- 単穴:4枠4番 オールナット(昨年チャレンジC勝ちの実績。前残り場面にも対応でき、長丁場でも粘り腰あり)
- 連下(ヒモ)①:5枠6番 ゲルチュタール(菊花賞4着の実力馬。4歳若手で成長途上、重ハンデも克服すれば上位争い)
- 連下(ヒモ)②:5枠7番 ファミリータイム(先行力あるハンデ巧者。前走重賞7着も、軽ハンデ55㎏で逃げ粘りの可能性)
- 連下(ヒモ)③:8枠13番 マイネルクリソーラ(5月に東京2400m(OP)勝ちの実績。休み明けで仕上がり要確認だが一発力十分)
レースのポイント
- コース特徴/勝ちパターン: 京都芝2400m外回りはスタートから第1コーナーまで約600m、3~4コーナーに約4.3mの上り坂がある。一転して最終直線が約400mと長く、先行馬の粘り脚と差し馬の末脚がともに生きる舞台だ。高速決着よりはスタミナ勝負になりやすい。
- 馬場の影響: 現時点では良馬場想定。京都の芝は近年差し馬が台頭する傾向にあり(重ハンデで末脚に懸ける馬が有利)。当日馬場が渋れば先行馬の粘りが増すが、基本的には長い直線で速い脚を使える馬が有利。
- 展開のカギ: 逃げ馬8番ヤマニンブークリエを先頭に、7番ファミリータイムや13番マイネルクリソーラらが先行集団。後方グループは2番サトノグランツ、4番オールナット、6番ゲルチュタールなど。ペースは中程度と予想。序盤から中盤にかけては緩みがちで、最終盤に急加速する形となれば差し馬有利。先行馬は粘り込み、差し馬は直線で末脚勝負、追い込み馬(12番ライラックなど)は直線一気に懸ける展開と見たい。
展開予想(枠順×脚質)
- 想定隊列: 逃げ候補は8ヤマニンブークリエ、ファミリータイム。先行勢に4オールナット、13マイネルクリソーラ。中段に11シャイニングソード、6ゲルチュタール、2サトノグランツ、10サブマリーナなど。後方は12ライラック、1マイネルケレリウスら。
- ペース想定: M(ミドルペース)。先行馬3頭がガッチリとハナを奪うと予想されるが、重賞らしくペースが大きく上がる展開にはならない見込み。序盤緩めに流れて直線勝負の形となりやすい。
- 有利不利: 内寄りの枠(1~4枠)はスタートが遠い京外2400mでもコーナーまで脚を溜められる利点。外めの8枠13番はやや距離ロスあり。やや外寄りも直線で伸びやすいため、最終的には立ち回りや末脚次第か。
有力馬の評価
| 馬名★ | 枠・馬番★ | 脚質★ | 近走要点 | コース適性 | 馬場適性 | 調教評価★ | 不安材料 | 総合 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シャイニングソード ◎ | 7・11 | 先行 | 昇仙峡S(OP)勝ち。9戦4勝の好調体。 | 2400m◎ | 良馬場◎ | A | 久々の実戦(休み明け)、重賞初挑戦 | A |
| サトノグランツ ○ | 2・2 | 差し | 京都大賞典5着、目黒記念4着、中日新聞杯5着と安定。 | 2400m○ | 良馬場○ | B | 58.5kgのトップハンデ、近走精彩欠く | A |
| オールナット ▲ | 4・4 | 差し | 9/13チャレンジC(G3)1着。GI経験無も中距離重賞実績あり。 | 2400m○ | 良馬場○ | B | 11頭立て以下で実績、京都2000m以上初 | B |
| ゲルチュタール △ | 5・6 | 差し | 10/26菊花賞4着、8/30日本海S(G3)1着。3歳時強豪相手に健闘。 | 2400m○ | 良馬場○ | B | ハンデ57.0kg増、大舞台経験少ない | B |
| ファミリータイム △ | 5・7 | 逃げ | 9/21MoonlightH(G3)1着、8/31二勝C1着。近走は展開向かず。 | 2400m△ | 良馬場○ | B | 古馬重賞未勝利、相手強化は不安 | B |
| マイネルクリソーラ △ | 8・13 | 先行 | 5/11メトロポリタンS(L)1着。GII目黒記念9着は距離不足か。 | 2400m○ | 良馬場○ | B | 3ヶ月ぶり、調教遅れ気味 | C |
※印:◎…本命、○…対抗、▲…単穴、△…連下
※コース適性・馬場適性は当レース(京都2400m、良馬場想定)での目安。
印ごとの深掘り
◎ 7枠11番 シャイニングソード(A評価):
良血の米産馬で父フランケル、母は仏オークス馬というハイグレードな血統。デビュー3戦目から連勝し、東京・昇仙峡S(芝2400m)を快勝後にG3戦でも2勝を挙げている。長い直線が特徴の京都2400mは高速決着になりにくく、持続力勝負となる点が同馬のパワー型差し脚質に合致する。10戦目にして重賞初挑戦となるが、休み明け2戦目で状態上向く好材料。前走(東京芝2400m)では直線でスパートし2着以下に完勝しており、調整過程でも順調と見たい。唯一の不安は久々の実戦(約3ヶ月休み明け)だが、稽古タイムは概ね良好で本番仕上がりが良さそう。展開的にも先行集団が楽に粘るペースになりやすいため、直線で抜け出すチャンスは十分ある。
○ 2枠2番 サトノグランツ(A評価):
5歳牡馬。近2走はG2戦(京都大賞典、目黒記念)でいずれも4~5着の安定した末脚を見せており、先行馬もまとめて差し切る力を持つ。特に東京・京都2400mでの実績が高く、京都では目黒記念4着の実績がある。今春G1・宝塚記念では大崩れなく4着に入っており、ハンデ57.5→58.5kgでも実力上位と評価したい。欠点は重ハンデと近走で勝ち切れない点だが、重賞常連だけに能力は疑いようがない。鞍上に手綱を預ければ追い比べに持ち込み、直線で末脚を活かせば残り2枠から差し届く。昨年の重賞勝利(札幌記念など)から復調気配もあり、主戦松山騎手の手綱捌きにも期待。
▲ 4枠4番 オールナット(B評価):
栗東・丸山師育成の4歳牡馬。昨年9月の阪神チャレンジC(GIII)を制して重賞初勝利を挙げ、能力の高さを示した。京都コースは未経験だが、父バゴ系で長距離志向が強く、2400mもこなす血統背景。最近は力を発揮できていないものの、重賞勝ち馬として実績は上位。近走では東京・新潟芝2000~2200mでも掲示板内に入る競馬ができており、出遅れても追い上げる脚は健在。斤量は57.5kgとここも重めだが、内枠を活かして中団から脚を伸ばせれば重賞初制覇も夢ではない。逆に一団でワンペースになった時には置かれる懸念はあるが、差し有利の展開で浮上を狙いたい。
△ 5枠6番 ゲルチュタール(B評価):
栗東・杉山厩舎の4歳牡馬。春はG2青葉賞3着から「惜しくもダービー出走を逃した」ほどの実力馬。秋は古馬重賞で善戦し、先述の菊花賞でも4着と健闘した。京都コースは未経験だが、スタミナ豊富な母系で長距離適性が高い。今走は前走から約4ヶ月半ぶりの実戦になるが、追い切りは落ち着いた動きで順調。反面、57kgのハンデ負担増が楽ではなく、実績馬には甘い部分もある。展開待ちの脚質でもあり、ペースが緩むと実力通りに伸びない危険性もあるが、「強い4歳」論が示すように期待値は高い。
△ 5枠7番 ファミリータイム(B評価):
美浦・石坂師の4歳牡馬。もともとハンデ戦に強いタイプで、先行して粘る競馬を得意とする。9月のG3中山・ムーンライトH(2200m)で勝利し、G3初勝利を飾った実績が光る。前走中日新聞杯(G3)では7着に敗れたが、これは速い流れを先行し続けた影響と見られる。今回ハンデは55kgと軽く、ペース緩めなら逃げ粘るシーンがある。最終直線の短い平坦コースで先手を取れば粘り込みも可能な脚力は持つが、一方で深追いせず粘る競馬に徹しないと大敗もある。強力な先行馬が他にもいるため、展開的には先頭集団にいることが絶対条件。
△ 8枠13番 マイネルクリソーラ(C評価):
美浦・手塚厩舎の6歳牡馬。昨春から重賞で勝ち切れなかったものの、5月の東京芝2400m・メトロポリタンS(L)でオープン馬を撃破して重賞に一矢報いた。総合力は高く、展開次第で穴を開ける力はある。京都初参戦だが、東京で示した長距離戦への対応力は心強い。懸念は約3ヶ月ぶりの休み明けという点で、乗り込み不足が不安材料。レース勘が戻らず終盤に脚が鈍る可能性もあるが、今回は内枠を引いたのは好材料。大敗しなければ上位に食い込む余地は残ると見る。
買い目(例)
- 馬連:◎-○(11-2)/ ◎-▲(11-4)+◎-△(11-6/11-7/11-13)
- ワイド:◎-○(11-2) / ◎-▲(11-4)/◎-△(11-6/11-7/11-13)
- 三連複:◎11-(○▲)-(○▲△△△) 11-2,4-2,4,6,7,13
例として上記フォーメーションを提示。実際はオッズや直前の情報も加味し調整。
参照情報
- 競馬場特徴ナビ「京都芝2400mコース解説」(調査期間2023-2025年)
- サラブレモバイル「日経新春杯は重ハンデ上位人気を信頼」(2026年1月14日)
- スポーツナビ「重賞見どころ・日経新春杯」(2026年1月14日)


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