結論
- 本命:8枠16番◎ブエナオンダ
前走の京都金杯を好位追走から鋭く差し切り重賞初制覇。充実の5歳冬で重賞連勝を狙う。長い直線も得意で大崩れしないタイプ。 - 対抗:6枠12番○ウォーターリヒト
昨年覇者。前走のG1マイルCSで15番人気3着と復調。東京マイル3勝のコース巧者で連覇へ虎視眈々。 - 単穴:4枠7番▲トロヴァトーレ
前走の京都金杯は展開不向きのスローも上がり最速で0.2秒差4着。東京替わりで末脚炸裂の場面に期待。最終追い切りも良化。 - 連下①:3枠6番△オフトレイル
昨秋スワンS優勝&マイルCS4着の実績馬。調整は順調で動きも良く、59kgでも軽視禁物。 - 連下②:2枠3番△シリウスコルト
昨年新潟大賞典馬が7戦ぶりマイル参戦。折り合い課題も状態は良く気配は上々。スムーズに運べれば粘り込み十分。 - 連下③:7枠13番△メイショウチタン
9歳でも昨年東京新聞杯3着。近走は不振だがマイル適性は侮れない。内でロスなく立ち回れれば一発の可能性。
レースのポイント
- コース特徴/勝ちパターン: 東京芝1600mは左回りワンターンで、525.9mの日本一長い直線と最後の急坂が特徴。瞬発力勝負になりやすく、速い上がりを使える差し馬が台頭しやすい。一方、ペース次第では先行勢の粘り込みも十分可能。
- 馬場の影響: 当日は良馬場見込み。開幕週から日が浅く芝の内外差は小さい想定。インを立ち回る先行馬にもチャンスはあるが、瞬発力勝負なら結局脚力のある馬が伸びてくるはず。時計も1分32秒台半ばと標準的な速さを予想。
- 展開のカギ: ハナ候補不在でペースは平均的(Mペース)を想定。先行勢は楽に運べる一方、極端な上がり勝負にはならず決め手と持久力両面が問われそう。長い直線で末脚の持続力が重要となり、追い込み勢も差し届く展開が濃厚。
展開予想(枠順×脚質)
逃げ候補はシリウスコルトかメイショウチタン。内から△シリウスコルトが折り合い重視で行く構え。好位に◎ブエナオンダ、○ウォーターリヒト、▲トロヴァトーレ、△オフトレイルら実力馬が続き、△メイショウチタンや△シリウスコルトも先団。中団に△オフトレイル、△シリウスコルト、△メイショウチタンら。後方に△メイショウチタンやその他差し馬勢。
ペースは押し出され気味の平均ペース(前半3F36秒前後)を想定。極端な縦長にはならず、先行勢も脚を溜めやすい流れ。直線では内から先行馬が粘り込みを図る一方、外から末脚自慢が殺到。持続力勝負で、決め手最上位の◎ブエナオンダと○ウォーターリヒトが抜け出し、▲トロヴァトーレや差し勢がどこまで迫れるか。
有利枠・不利枠: 枠順の有利不利は小さいが、フルゲートの東京マイルでは外枠勢が序盤で外々を回らされるリスクあり。◎ブエナオンダ(8枠16番)はゲート捌きと鞍上の立ち回りがカギ。インで脚を溜められる内~中枠の差し馬は直線で馬群を捌ければ一気に台頭可能。枠順より位置取りが展開の鍵となりそうだ。
有力馬の評価
| 馬名(年齢・性別) | 枠・馬番 | 脚質 | 近走要点 | コース適性 | 馬場適性 | 最終追い切り | 不安材料 | 総合評価 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ◎ブエナオンダ (牡5) | 8枠16番 | 差し | 前走京都金杯で重賞初V。1600mで3連勝中と充実 | 東京1600は0-1-1-0と安定 | 良◎~稍重○ | B評価。中間も順調で好気配 | 大外枠&初の関東遠征 | A |
| ○ウォーターリヒト (牡5) | 6枠12番 | 差し | 昨年東京新聞杯勝ち馬。前走マイルCS3着で復調 | 東京芝【3-2-0-0】と抜群 | 良◎~稍重○ | A評価。1週前CW6F81.6-11.3好時計 | 58kg・長距離輸送 | A |
| ▲トロヴァトーレ (牡5) | 4枠7番 | 差し | 京都金杯4着は上がり最速健闘。前走以外掲示板確保 | 広い東京向きと陣営 | 良◎~稍重○ | A評価。最終追走併入で動き良化 | 昇級後未勝利・勝ち切り欠く | A |
| △オフトレイル (牡5) | 3枠6番 | 差し | 昨秋スワンS優勝、マイルCS4着 | 東京マイルは2戦2連対 | 良◎~稍重○ | B+評価。追い切り終い11.4秒と上々 | 59kg重量・展開待ち | A |
| △シリウスコルト (牡5) | 2枠3番 | 先行 | 新潟大賞典勝ちも近走不振。今回は距離短縮策 | 東京マイル自体問題なし | 良○~稍重○ | B評価。坂路で軽め調整も状態○ | 気性難で折り合い課題 | B |
| △メイショウチタン (牡9) | 7枠13番 | 逃げ | 昨年本レース3着の伏兵。以降は大敗続き | 東京マイル昨年穴激走 | 良○~稍重△ | B評価。大きな変化なしも好気配維持 | 年齢的な衰え・展開不利 | B |
| ウンブライル (牝6) | 8枠15番 | 差し | 昨秋富士S5着→ターコイズS凡走。東京マイル得意 | 東京芝【3-0-1-2】得意府中で巻き返し | 良◎~稍重○ | B評価。1週前南Wで好時計◎ | 前走大敗の反動・大外枠 | B |
| レッドモンレーヴ (牡7) | 5枠11番 | 差し | 昨秋オーロC2着で健在。’25安田記念4着の実力馬 | 東京芝1400〜1600巧者 | 良◎~稍重○ | B評価。仕上がりは平行線か | 7歳&斤量58kg・新騎手 | B |
| シャンパンカラー (牡6) | 1枠1番 | 差し | 一昨年NHKマイルC馬も近走奮わず | 東京マイルG1勝ち実績◎ | 良◎~稍重○ | B評価。動き平凡で割引 | 全盛期の切れ味疑問 | B |
| ミッキーゴージャス (牝6) | 7枠14番 | 差し | キャピタルS勝ちも前走阪神Cは9着 | 東京マイル1勝もOP勝ちあり適性○ | 良◎~稍重○ | B評価。調子は維持 | 一線級相手では分が悪い | C |
※◎○▲△は推奨印(連対候補)を表し、馬名横は性別(牡=牡馬, 牝=牝馬, セ=騙馬)と年齢。総合評価は連対期待度です。
◎本命:ブエナオンダ(牡5・須貝厩舎)<8枠16番>
**重賞連勝を狙う上がり馬。**前走の京都金杯では好位から上がり最速タイの末脚で3着までタイム差なしの接戦を制し、念願の重賞タイトルを獲得しました。3歳時からマイル路線で素質を示しつつ勝ち切れないレースが続きましたが、使い詰めだった昨秋に休養を挟んだ効果で心身とも成長。現在マイル戦3連勝中と勢いに乗っています。
東京コースは初めてですが、広いコース向きのストライドと長くいい脚を使えるタイプで問題なし。直線の長い東京はむしろ歓迎でしょう。調整過程も順調で、中間の動きも良好。新コンビの横山武騎手も先週騎乗し感触を掴んでおり期待が持てます。懸念は初の関東遠征と大外枠ですが、この馬の機動力なら克服可能と見ました。展開もミドルペース想定で、中団からスムーズに流れに乗れれば勝ち負け必至と判断し、本命◎に指名します。
○対抗:ウォーターリヒト(牡5・石橋守厩舎)<6枠12番>
**前年覇者の意地に期待。**昨年の東京新聞杯を3番人気で制し、東京マイル重賞を連覇中の当レースと抜群の相性を誇ります。前走マイルCSでは15番人気ながら勝ち馬と0.3秒差の3着と激走し、久々に鋭い末脚を披露。石橋調教師も「やっと脚を見せてくれた」と復調に手応えを語っています。もともと状態は良かっただけに、展開ひとつでG1でも通用する力を証明しました。
その後は放牧を挟んで年明け早々に帰厩し、予定通り順調な調整で仕上がりは良好。1週前にはCWコース6F81秒6-11秒3の好時計をマークしており気配は非常に良い。課題は長距離輸送ですが、今回は同厩舎の他馬と一緒の輸送で馬体減対策も万全とのこと。昨年も同じローテで勝っているように、東京マイルは絶好の舞台です。58kgは想定範囲、展開も多少流れた方がこの馬には持って来いでしょう。ここも連覇の有力候補として対抗○評価とします。
▲単穴:トロヴァトーレ(牡5・鹿戸厩舎)<4枠7番>
**展開一つで一発可能な穴馬。**前走の京都金杯は後方から追い込み、勝ち馬と0.2秒差まで迫る4着と健闘。スローペースを後ろからになりましたが、直線で一番目立つ脚(上がり最速33.5秒)を繰り出しており内容は評価できます。昇級以降も重賞で掲示板を外しておらず、安定感は十分です。
東京コース替わりは大きなプラス材料。鹿戸調教師も「広いコースの方がいい」と前走以上を見込んでいます。長い直線で末脚を活かせる舞台設定は理想的でしょう。最終追い切りでは南Wで5F69.8‐11.9を馬なりでマークし、併せ馬で最後まで余力十分に併入。1週前より動きが良化し仕上がりは上々です。
懸念は勝ち味に遅い点ですが、展開がハマれば突き抜ける素質は秘めています。今回は想定人気以上に上位進出のチャンスがあると見て単穴▲評価。前走の末脚を高く評価し、3連系の高配当使者として警戒します。
△連下:オフトレイル(牡5・吉村厩舎)<3枠6番>
**実績最上位の伏兵。**昨秋のスワンSで重賞初制覇を飾り、続くマイルCSでも勝ち馬と0.4秒差の4着と健闘しました。近走の充実ぶりは目を見張るものがあり、今回斤量59kgを課されましたが、それだけの実績を持っています。
東京コースは2戦2連対と大得意。2歳時のひいらぎ賞で2着、昨年春の東京新聞杯でも3着に入りコース適性は折り紙付きです。追い切りは1週前にCWで終い11.4秒の鋭い伸びを見せており好調キープ。最終追い切りも軽めながら良い気配を保っています。
課題はレース当日のテンションと展開。折り合い面はスムーズなタイプですが、瞬発力勝負になると切れ負けもあるため、ある程度流れて持続力戦になってほしいところです。とはいえ実績と能力では上位。人気薄なら押さえて妙味十分と判断し、連下△評価とします。
△連下:シリウスコルト(牡5・田中勝厩舎)<2枠3番>
**マイル一発を狙う先行馬。**昨年春に新潟大賞典(芝2000m)を制し重賞ウイナーとなりましたが、その後は2000m中心で結果が出ず7戦ぶりのマイル挑戦となります。距離短縮がどう出るか未知数ですが、田中勝調教師は「距離の問題じゃない。マイルでも力むかも」と気性面を課題に挙げつつも「状態面は良さそう。東京のマイル自体は問題ない」と前向き。今回は折り合いに重点を置いた調整がなされています。
2枠3番の好枠を活かしてハナまたは番手で運べればしぶとい粘り込みが期待できます。実際、逃げた時の勝率は高く、マイル戦でも序盤さえリラックスして走れればスピード負けしないタイプです。調教でも坂路で64秒0-14秒8と軽めながら順調に調整され、デキはキープ。今回ブリンカーを着用予定で集中力アップも図ります。
折り合いを欠いてオーバーペースになるリスクはありますが、自分の形に持ち込めれば昨年のウインカーネリアンのような逃げ粘りも可能。人気薄でも展開利を考え連下△で押さえます。
△連下:メイショウチタン(牡9・本田厩舎)<7枠13番>
**高齢でも侮れない穴馬。**昨年の本レースで16番人気ながら3着に激走し、大波乱の立役者となりました。その後は二桁着順が続いておりさすがにピークは過ぎた印象ですが、久々に好走した舞台に戻る今回は注意が必要です。
9歳という年齢から上積みは見込みづらいものの、調教では引き続き元気な動きを見せており大きくデキを落としてはいません。東京マイルは昨年好走実績があり適性は証明済み。極端に切れる脚は無いものの先行力と渋太さがあります。
今回は内目の枠を利して楽に先手を取れればしぶとさを発揮できるでしょう。展開次第では再び馬券圏内に食い込む可能性もゼロではありません。大穴としてヒモ穴候補に挙げ、連下△評価とします。
買い目
- 馬連: ◎16–○12、◎16–▲7、◎16–△6・3・13
本命軸に対抗・単穴・穴馬への流し。押さえで○–▲も抑える予定 - ワイド: ◎16–○12、◎16–▲7、◎16–△6・3・13
本命–対抗・単穴を中心に、高配当狙いで本命–穴馬も少額押さえ - 三連複:
◎16–(○12・▲7)–(○12・▲7・△6・△3・△13)(フォーメーション計7点)
本命を軸に、対抗・単穴2頭を二列目、連下3頭を三列目に据えた組み合わせ。計7点で中穴狙い
参照情報
- スポーツ報知『東京新聞杯展望 重賞連勝狙うブエナオンダが中心』2026年2月1日
- スポーツ報知『「…復調気配示したウォーターリヒトの気になるポイントは?』2026年2月3日
- スポーツ報知『7戦ぶりにマイル戦のシリウスコルト 田中勝調教師が挙げた課題とは』2026年2月3日
- スポーツ報知『トロヴァトーレが時計以上の動きを披露』2026年2月4日
- スポーツ報知『ラヴァンダは得意の府中で巻き返し目指す』2026年2月2日
- netkeiba『東京競馬場コース紹介』2023年5月2日更新
- 優馬JAPAN『東京新聞杯 出馬表』2026年2月8日(枠順・馬番、騎手・斤量の出典)
- JRAレーシングビュアー『東京新聞杯 過去成績』2025年~2021年(レース展開・タイム参考)


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