結論
| 区分 | 枠番・馬名 | 理由 |
|---|---|---|
| ◎本命 | 8枠15番 ベレシート | 前走の共同通信杯では折り合いに課題を残しつつも2着に好走。最終追い切りでは栗東ウッド6F84.8秒・ラスト1F11秒台前半の好時計で僚馬を突き放し、口向きの難しさも解消されてきた。母は名牝クロノジェネシスで中距離適性は抜群。淀の坂で勢いをつけられる差し脚質も外枠から生かせそう。 |
| ○対抗 | 1枠2番 エムズビギン | セレクトセール5.9億円の高額馬。きさらぎ賞は2着だったが1週前追い切りでCW終い10秒8の破格の時計を出し、複数媒体でS評価。長く良い脚を使える先行タイプで、川田騎手は京都芝2200mで高い勝率を誇る。内枠の利を生かして早めに抜け出せれば粘り込み濃厚。 |
| ▲単穴 | 3枠6番 ラディアントスター | 1勝クラスを好時計で勝ち上がり、1週前追い切りの伸びが鋭いと評判。美浦Wで終い最速をマークし、追い込み脚質が外回りコースと相性◎。京都への遠征が鍵だが、ダービーを意識した仕上げで一発の魅力。 |
| △連下① | 5枠9番 カフジエメンタール | 毎日杯3着馬。1週前追い切りでCW80.0秒をマークし古馬オープン馬に併せ先着。先行粘り込み型で京都の長い直線より淀の下り坂を利用できる。馬体が細く見えるのが不安だが上積みは十分。 |
| △連下② | 5枠10番 サヴォアフェール | 芝2戦目の前走で軽快な動きを見せ、馬なりの追い切りでも好時計を記録。エピファネイア産駒らしくスタミナ豊富で、長く脚を使う展開が理想。枠順も中ほどで立ち回りやすい。 |
| △連下③ | 1枠1番 アーレムアレス | アザレア賞2着・すみれS2着と長距離戦で安定。近2走はいずれも先行して2着。ホープフルS4着の実績もあり、距離短縮の京都2200mは歓迎。内枠でロスなく運べるかが鍵。 |
レースのポイント
- コース特徴/勝ちパターン … 京都芝2200mは外回りコースを1周強するレイアウト。スタートから最初のコーナーまで約397mと長く、序盤は落ち着いたペースで位置取りが決まりやすい。向こう正面半ばから上り坂が始まり、3コーナーから一転して下り坂(淀の坂)でロングスパートになりやすい。平坦な直線は約400mあり、スピードを維持できる差し馬が有利。枠順別では8枠と3枠の勝率が高く、外枠でも不利は少ない。
- 馬場の影響 … 開催前日の降雨予報はなく、良馬場が見込まれる。京都芝は冬場に張り替えが行われ、春の時期は芝がしなやかで内外の差が少ない。時計は標準~やや速め。雨がない限り先行・差しともにチャンスがある。
- 展開のカギ … 逃げ候補が少なく、先行勢がゆったりと隊列を決める可能性が高い。淀の坂で早めにペースが上がるため、息の長い末脚を持つ差し馬が台頭しやすい。持続力とスピードのバランスが重要。
展開予想(枠順×脚質)
- 想定隊列 … スタートから1コーナーまで長いことから、1枠1番アーレムアレスや3枠5番コンジェスタスがハナ争いを演じ、2番エムズビギンや9番カフジエメンタールが好位追走。後方にはベレシート、ラディアントスター、サヴォアフェールが控えて淀の坂で進出する。逃げ馬がいないため極端なハイペースにはならない。
- ペース想定 … 先行勢が揃うもののスタート直後は落ち着き、向こう正面から徐々にペースアップ。全体としてはミドルペース(M)で、3コーナー手前からのロングスパート戦になると見込む。
- 有利な枠・位置取り … 京都芝2200mは外枠でも勝率が高く、8枠15番ベレシートや8枠16番アクセスなど外からの差し馬が不利にならない。内枠は先行できればロスが少ない反面、包まれるリスクがある。長く脚を使える差し馬は中~外枠が理想。
各馬の評価
| 印 | 馬名 | 枠・馬番 | 脚質 | 近走要点 | コース距離適性 | 馬場適性 | 調教評価 | 不安材料 | 総合評価 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ◎ | ベレシート | 8枠15番 | 差し | 共同通信杯2着、エリカ賞2着、新馬勝ち。全3走で上がり最速級。 | 母譲りの中距離血統で2200m○ | 良馬場・高速馬場◎ | 最終追い切りA | 3戦目で完成途上 | A |
| ○ | エムズビギン | 1枠2番 | 先行 | きさらぎ賞2着、新馬勝ち、未勝利1着。早め先頭から粘る。 | 距離延長に課題だが母系にGalileoでスタミナあり | 良馬場○重馬場もこなす | 1週前追い切りS評価 | 休み明け、折り合い | A- |
| ▲ | ラディアントスター | 3枠6番 | 差し | 1勝クラス1着、若駒S4着、未勝利1着。東京1800mで鋭い末脚。 | 長く脚を使える血統で2200mも可 | 良馬場◎湿馬場△ | 追い切りS評価 | 京都遠征と坂経験 | A- |
| △ | カフジエメンタール | 5枠9番 | 先行 | 毎日杯3着、未勝利→1勝クラス勝ち。前走は粘って0.4差。 | ポエティックフレア産駒でスタミナ豊富 | 良馬場○重馬場も問題なし | 1週前CW80秒で自己ベスト | レース間隔短く反動 | B+ |
| △ | サヴォアフェール | 5枠10番 | 先行〜差し | 新馬5着→未勝利勝ち。芝2戦目で良化。 | エピファネイア産駒で長距離向き | 良馬場◎ | 調教良好 | 経験値不足 | B |
| △ | アーレムアレス | 1枠1番 | 先行 | アザレア賞2着、すみれS2着、ホープフルS4着。先行して安定。 | ハービンジャー×ワークフォースでスタミナ抜群 | 良馬場○ | 最終追い切りB+、活気あり | 重賞勝ち切れない | B |
| コンジェスタス | 3枠5番 | 先行 | すみれS3着、黄菊賞5着、未勝利勝ち。安定感あり。 | コントレイル産駒でスタミナ○ | 良馬場◎ | 調教B | 決め手不足 | C+ | |
| メイショウテンク | 2枠3番 | 先行 | 1勝クラス4着、未勝利1着・2着。前走はスローで切れ負け。 | 京都芝2000mで結果。距離延長◎ | 良馬場○ | 調教B | 1勝クラスで頭打ち | C | |
| ティラーノ | 2枠4番 | 追い込み | 未勝利6着→未勝利3着→未勝利1着。地方からの参戦。 | ゴールドシップ産駒で長距離向き | 良馬場○ | 調教B | 経験浅い | C | |
| バドリナート | 4枠8番 | 差し | すみれS3着、未勝利勝ち。ムラ駆け気味。 | コントレイル産駒で距離◎ | 良馬場○ | 調教B | 気性難 | C+ | |
| カムアップローゼス | 4枠7番 | 先行 | フリージア賞3着、きさらぎ賞8着、未勝利勝ち。 | リオンディーズ産駒で中距離○ | 良馬場○ | 調教B | 近走不振 | C | |
| ブリガンティン | 6枠11番 | 差し | 1勝クラス5着、未勝利勝ち。瞬発力に欠ける。 | ベンバトル産駒でダート寄り | 良馬場△ | 調教C | 重賞では力不足 | C | |
| キンググローリー | 6枠12番 | 先行 | 未勝利勝ち→すみれS5着。底力あり。 | ダノンプレミアム産駒で距離〇 | 良馬場○ | 調教B | キャリアが浅い | C+ | |
| ニホンピロロジャー | 7枠13番 | 逃げ | 未勝利1着→1勝クラス7着。逃げて粘るタイプ。 | ロジャーバローズ産駒で芝長距離△ | 良馬場○ | 調教C | 展開厳しい | C | |
| ステラスペース | 7枠14番 | 差し | 未勝利1着のみで1勝クラス大敗。 | レイデオロ産駒で距離○ | 良馬場○ | 調教C | 力不足 | C | |
| アクセス | 8枠16番 | 先行 | 新馬勝ち後、リステッド5着・OP4着と善戦。 | キセキ産駒で長距離○ | 良馬場○ | 調教B | 外枠で揉まれないが決め手不足 | C+ |
印ごとの深掘り
◎ベレシート(8枠15番)
母クロノジェネシス譲りの成長力を秘めた良血馬。新馬戦を差し切り勝ちした後、エリカ賞では2000mを2着、前走共同通信杯でも外から鋭く伸びて2着と世代上位の能力を示した。追い切りでは栗東ウッド6ハロン84.8秒、ラスト1F11秒台前半の好時計をマークし、陣営は「折り合いに進境」とコメント。京都芝2200mは序盤が落ち着き淀の坂からのロングスパート戦になりやすく、一気の末脚が生きる舞台。外枠でも勝率が高いデータに加え、北村友一騎手がこのコースで高い連対率を誇ることから本命視した。不安点は3戦目でまだ完成途上な点だが、素質と仕上がりを評価したい。
○エムズビギン(1枠2番)
セレクトセールで5.9億円の値が付いた超良血で、2歳新馬では上がり最速で2着、その後未勝利を快勝。前走きさらぎ賞では2着に敗れたが、1週前追い切りではCW終い10.8秒と破格の瞬発力を披露しS評価が多数。父キタサンブラックに似た持続力と母父Galileoのスタミナがあり、距離延長も問題ない。川田将雅騎手は京都芝2200mで勝率36.8%、複勝率78.9%と抜群の成績を残している。内枠からスムーズに先行できれば、ロングスパートに対応して粘り込めるだろう。課題は気性面の難しさと休み明けだが、追い切りの動きから仕上がりは良さそうだ。
▲ラディアントスター(3枠6番)
関東から参戦する刺客で、東京1800mの未勝利と中山2000mの1勝クラスを連勝。近走は1勝クラスで好時計の勝ち上がりで、直線の末脚が冴えている。美浦Wで行われた最終追い切りではラスト1Fで鋭い伸びを見せ、専門媒体でS評価。京都芝2200mは長い下り坂からのロングスパート戦になりやすく、じっくり脚を溜めて直線で爆発する差し馬に向く。初の関西遠征と坂の対応がカギだが、人気薄なら配当妙味は十分。不安は輸送と京都のコース経験がない点だが、一発に期待して単穴に推す。
△カフジエメンタール(5枠9番)
父ポエティックフレアに母父キングカメハメハというバランス型の配合で、長くいい脚を使えるタイプ。毎日杯3着と重賞で善戦し、前走後はCWで80秒の自己ベストを計時するなど仕上がり良好。先行して持続力勝負に持ち込むのが得意で、京都芝2200mでも淀の坂から押し切る競馬が合うだろう。不安は間隔が詰まっている点と馬体の線の細さだが、展開が味方すれば上位争い可能。
△サヴォアフェール(5枠10番)
エピファネイア産駒でデビューが遅れたが、未勝利戦を快勝し前走も馬なりで軽快な動きを見せた。芝2戦目でさらに上昇が見込め、長く脚を使えるタイプ。調教でも力強い走りを披露しており、伸びしろは十分。経験不足とクラスの壁はあるが、軽視できない穴馬として抑えたい。
△アーレムアレス(1枠1番)
ハービンジャー産駒でスタミナ豊富。2歳時にはホープフルSで0.4秒差の4着、今季のすみれSとアザレア賞で連続2着と長距離戦で安定している。先行策が板につき、内枠からロスなく運べれば粘り込みが可能。追い切りでは活気ある動きを見せており状態は良いが、キレ味で見劣るため連下評価に留めた。
買い目
- 馬連:15-2, 15-6, 15-9, 15-10, 15-1
- ワイド:15-2, 15-6, 15-9, 押さえに15-10, 15-1
- 三連複フォーメーション:15 – (2,6) – (2,6,9,10,1)
参照情報
- うましる「京都競馬場 芝2200mの特徴と攻略情報まとめ」(2026/2/8更新)
- 同記事「枠番別成績・脚質別成績」(2021-2025年集計)
- うまぴっく「2026年京都新聞杯の最終追い切り評価」(2026/5/6更新)
- dmenuスポーツ「アーレムアレス 馬情報」(閲覧日:2026/5/8)
- JBISサーチ「エムズビギン 全競走成績」(閲覧日:2026/5/8)
- JBISサーチ「メイショウテンク 全競走成績」(閲覧日:2026/5/8)
- JBISサーチ「ラディアントスター 全競走成績」(閲覧日:2026/5/8)


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