更新:2026年10月3日/対象:10月4日(日)京都11R・芝2400m(右・外)・15時30分発走
2026年の京都大賞典は18頭立て。連対の軸は、昨年このレースを勝った◎3ディープモンスターとする。内寄りの2枠から距離ロスを抑えて運べ、3コーナーの下りから長く脚を使う京都外回りの形も経験済みだ。一方、8枠18番の○ダノンシーマには大外枠の立ち回りという課題がある。印は人気ではなく、枠順、近走、距離適性、調教情報を合わせて決めた。
10月2日正午時点の予想。 JRA発表の京都芝は良。10月4日の馬場、当日の内外の伸び方、馬体重、出走変更はまだ確定していない。購入前に JRAの出馬表と馬場情報を確認してほしい。
結論:連対候補3頭と3着の押さえ3頭
| 印 | 枠・馬番 | 馬名 | 評価の要点 |
|---|---|---|---|
| ◎ | 2枠3番 | ディープモンスター | 昨年の同レース勝ちと今年の海外芝2400mでの好走。内寄りから脚を温存できる。 |
| ○ | 8枠18番 | ダノンシーマ | 11戦すべて3着以内、京都2戦2勝。外枠の距離損が最大の課題。 |
| ▲ | 1枠1番 | ウエストナウ | 今年の東京芝2400m・メトロポリタンS勝ち。1週前追い切りも良好。 |
| △ | 3枠6番 | アクアヴァーナル | 京都の万葉S1着、天皇賞(春)4着。55kgで好位を取れる。 |
| △ | 2枠4番 | ヘデントール | 昨年の天皇賞(春)勝ち馬。近2走の内容と調教面は慎重に見たい。 |
| △ | 7枠14番 | サヴォーナ | 新潟記念4着から前進の余地。調教の動きが良く、穴の押さえ。 |
京都芝2400mと今年の馬場をどう読むか
京都芝2400m外回りは4コーナー奥のポケットから発走。Aコースでは最初のコーナーまで約597mあり、外枠でも位置を取りに行く時間はある。向正面後半から3コーナーへ上り、3コーナーの頂点を過ぎて下る。最後の直線は平坦で約404m。下りを利用した早めの加速に対応し、直線まで脚を持続できるかがポイントだ。JRAのコース解説もロングスパートになりやすい点を挙げている。コースの見方は当ブログの京都芝2400m外回りガイドでも整理している。
JRAの過去傾向では、京都開催だった過去8回の3着以内24頭中19頭が1~5枠。枠だけで決められる数字ではないが、今年の3番、1番、6番を評価する根拠の一つになる。18番ダノンシーマは能力上位でも、外からどこに収まるかを見たい。
10月2日正午の京都芝は良で、今開催はAコース。JRAは芝の生育を「全体的に良好」としている。ただし開幕前で当日の脚質・内外バイアスは未確認。良馬場ならロスの少ない好位~中団を基本線にし、雨で時計がかかる場合は位置を取りやすい馬の粘りを再評価する。
枠順×脚質の展開予想
ハナ候補は9ミステリーウェイ、17キングスコール、11ファミリータイム。9は今年の天皇賞(春)で逃げ、17は目黒記念で逃げ、11は日経新春杯を逃げて2着だった。いずれも逃げにこだわると決めつけず、序盤は平均ペース前後を想定する。1コーナーまでが長いため、17が外から主張しても隊列が決まるまで時間がある。
6アクアヴァーナル、8ミクニインスパイア、14サヴォーナは前寄り。3ディープモンスターは昨年と同じく中団の内で脚をため、18ダノンシーマは大外から無理なく中団へ入れるかが鍵。1ウエストナウは内で包まれず、早めに進路を確保できれば上位争い。3コーナーの下りから前が速くなる場合は、外を回し過ぎない差し馬に向く。
全18頭を馬番順にチェック
調教欄は今回確認できた公開情報を基にした当ブログの評価。「未確認」は状態が悪いという意味ではない。総合評価はA(連対候補)、B(相手候補)、C(条件待ち)。近走はJRA出馬表の直近3走を順に要約した。
| 印 | 枠・馬番/馬名 | 脚質の目安 | 直近3走と適性の要点 | 調教 | 不安材料 | 総合 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ▲ | 1-1 ウエストナウ | 中団 | 小倉記念8着→メトロポリタンS1着→大阪―ハンブルクC2着。2400~2600mで好走 | A | 最内で進路を失う危険 | A |
| 1-2 ヴェルテンベルク | 差し | 英G1・9着→天皇賞(春)2着→ダイヤモンドS4着。京都の長距離で実績 | B | 海外遠征明け | B | |
| ◎ | 2-3 ディープモンスター | 中団差し | 香港G1・3着→カタールG2・1着→JC11着。昨年の京都大賞典1着 | B | 休み明け感と58kg | A |
| △ | 2-4 ヘデントール | 差し | 天皇賞(春)5着→京都記念8着→前年天皇賞(春)1着。京都のG1勝ち馬 | C | 近2走と追い切りの手応え | B |
| 3-5 ヴェルミセル | 差し | 目黒記念12着→天皇賞(春)9着→海外G2・11着。昨年当レース3着 | 未確認 | 近走の着順 | C | |
| △ | 3-6 アクアヴァーナル | 好位 | 天皇賞(春)4着→阪神大賞典2着→万葉S1着。京都芝2400mでも2着 | B | 5か月ぶり、距離短縮 | B |
| 4-7 リビアングラス | 好位~中団 | オールカマー10着→福島民報杯5着→日経賞11着。京都記念6着 | 未確認 | 中1週、前走重馬場で大敗 | C | |
| 4-8 ミクニインスパイア | 好位 | 宝塚記念12着→日経賞2着→グレイトフルS1着。2500mの先行力 | 未確認 | 京都初、重賞勝ちは未達 | B | |
| 5-9 ミステリーウェイ | 逃げ | 宝塚記念16着→天皇賞(春)8着→日経賞14着。単騎なら粘り込みも | 未確認 | 近走大敗、58kg | C | |
| 5-10 マイネルエンペラー | 好位 | 宝塚記念10着→阪神大賞典5着→AJCC11着。持続力型 | 未確認 | 近走の決め手 | C | |
| 6-11 ファミリータイム | 先行・逃げ | 宝塚記念6着→阪神大賞典9着→日経新春杯2着。京都2400m適性 | A | 同型との競り合い | B | |
| 6-12 エコロディノス | 好位 | 函館記念9着→大阪杯15着→京都記念3着。京都2200mで好走 | 未確認 | 2400mへの延長 | C | |
| 7-13 サフィラ | 中団 | 小倉記念11着→新潟大賞典13着→金鯱賞9着。京都記念5着 | A | 近3走で馬券圏外 | C | |
| △ | 7-14 サヴォーナ | 好位 | 新潟記念4着→七夕賞10着→福島民報杯1着。2400mで好走歴 | A | 外寄りの枠と近走のムラ | B |
| 7-15 メイショウブレゲ | 追込 | 障害未勝利7着→8着→9着。平地では2024年当レース3着 | 未確認 | 平地への再転向 | C | |
| 8-16 ショウナンラプンタ | 差し | 昨年京都大賞典5着→宝塚記念4着→天皇賞(春)3着 | C | 約1年ぶり | B | |
| 8-17 キングスコール | 逃げ・差し | 目黒記念5着→六社S1着→京橋S12着。目黒記念は逃げて0.2秒差 | 未確認 | 大外寄りからの位置取り | B | |
| ○ | 8-18 ダノンシーマ | 中団 | 新潟記念3着→目黒記念3着→阪神大賞典3着。京都2戦2勝 | B | 大外枠と決め手の比較 | A |
◎ディープモンスター:京都2400mの再現性を買う
昨年は2枠3番から中団を進み、直線で内を突いて京都大賞典を制した。今年も同じ2枠3番。近3走はジャパンC11着、カタールのアミールトロフィー1着、香港のチャンピオンズ&チャターC3着で、海外2戦はいずれも芝2400mだ。8歳でも距離適性と地力を示している。最終追い切りは栗東CWで6ハロン83秒4、ラスト1ハロン11秒8。動きは悪くない一方、池江調教師は昨年より休み明け感があるとも述べている。過信は禁物だが、前に複数の先行候補がいて極端な上がり勝負だけにはなりにくいとみて、連対の中心に置く。追い切り記事
○ダノンシーマ:大外枠でも安定感は高い
キャリア11戦すべて3着以内、京都は2戦2勝。直近の阪神大賞典、目黒記念、新潟記念はいずれも3着だが、目黒記念と新潟記念では勝ち馬とタイム差なしだった。当ブログの新潟記念予想では本命に推し、結果は3着。今回も堅実さは評価するが、勝ち切るための位置取りを改めて見たい。京都芝2400mも昨年の比叡Sで勝っており、距離適性を疑う必要は小さい。1週前に負荷をかけ、最終追い切りは重いCWで半マイルの軽い調整。陣営は状態が良さそうと伝えている。一方、18番から外を回り続けると距離損が大きい。川田騎手が最初の直線で無理なく中団に収められるかを評価の分かれ目にした。追い切り記事
▲ウエストナウ:内枠と調教で前進を狙う
今年は大阪―ハンブルクCの芝2600mで2着、メトロポリタンSの芝2400mで1着。前走の小倉記念は芝2000mで8着だったが、今回は好走した距離に戻る。最内枠なら距離ロスを減らせる半面、前が壁になると持ち味を出し切れない。横山和生騎手が早めに進路を見つけられるかが鍵だ。1週前のCWではラスト2ハロン11秒2、10秒8。調教を高く評価する見方があり、開幕週の良馬場も合いそうだ。位置取りが悪くなければ上位3頭に割って入る可能性を見込む。調教分析
△3頭を押さえる理由
3枠6番アクアヴァーナルは京都芝3000mの万葉Sを勝ち、天皇賞(春)では4着。昨年の京都芝2400m・比叡Sでも2着に入った。松山弘平騎手で55kg、好位を取れれば前が残る流れへの備えになる。ただし5か月ぶりで、3200mから2400mへの距離短縮も判断材料。調教は一定の仕上がりとみるが、当日の気配は確認したい。
2枠4番ヘデントールは2025年の天皇賞(春)勝ち馬。今年は京都記念8着、天皇賞(春)5着と勝ち切れていないが、後者は勝ち馬と0.4秒差。京都の長距離実績と内枠から、能力だけなら連対しても不思議ではない。ただし調教の併せ馬で手応えが劣勢だったとの指摘があり、ここでは押さえまで。調教分析
7枠14番サヴォーナは前走の新潟記念で勝ち馬から0.2秒差の4着。最終追い切りは栗東坂路でラスト1ハロン12秒5と、陣営も反応を評価している。好位から早めに動く形が合えば、外寄りの枠でも3着圏内に残る余地がある。七夕賞10着のようなムラがあり、軸よりも穴の相手候補。追い切り記事
買い目の組み立て例
連対を狙うなら、まず馬連は3-18、1-3。押さえに3-6、3-4、3-14を加える。点数を絞る場合は3-18と1-3を優先したい。ワイドは3-18、1-3を中心に、穴を拾うなら3-14。3連複は3-(1、18)-(1、4、6、14、18)の7点。組み合わせの重複は1点として数える。
予想は的中を保証するものではない。最終的な馬場、馬体重、オッズに応じて買い目と購入額を調整したい。馬券は20歳になってから。
関連記事
- 京都芝2400m外回りの特徴と予想のコツ:コース形状と枠順・脚質の基本を確認できる。
- 新潟記念2026予想|本命ダノンシーマ:今回の対抗馬を前走でどう評価したかを振り返る。
- 阪神大賞典2026予想:ダノンシーマ、アクアヴァーナルらの前々走と長距離戦の見方につながる。
- 日経新春杯2026予想:同じ京都芝2400mで行われた重賞の予想を参照できる。
参考・確認した情報
- JRA「第61回京都大賞典・出馬表」(2026年10月2日確認)
- JRA「2026年京都大賞典・出走馬情報/コースの特徴」(2026年10月2日確認)
- JRA「2026年京都大賞典・データ分析」(2026年10月2日確認)
- JRA「馬場情報(京都競馬場)」(2026年10月2日正午発表)
- netkeiba・井内利彰「京都大賞典予想・出走各馬の調教内容をジャッジ」(2026年10月1日公開)
- サンケイスポーツ/ウマニティ「ディープモンスター追い切り」(2026年9月30日公開)
- サンケイスポーツ/ウマニティ「ダノンシーマ追い切り」(2026年9月30日公開)
- サンケイスポーツ/ウマニティ「サヴォーナ木曜追い切り」(2026年10月1日公開)


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